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密着ドキュメント スマイルの製作工程

前処理機

全国で1台の特注品、生地のインクにじみを防止
スマイルでは前処理機を使用し、ダイレクト用インクジェットプリンタで使用する生地に下処理を施します。 印刷する際にインクのブリード(にじみ)を防止する為に専用の溶液で前処理加工を行います。この処理を施すことによって、きれいな文字・絵柄の印刷を行うことが可能になります。
スマイルではアパレルメーカーで使用される前処理機を改良した、全国で一台だけの特注前処理機を2012年に導入しました。

スマイルの超短納期を支える下処理
スマイル特注の前処理機の特長は、全13台のダイレクト用インクジェットプリンターの生地をまかなえるスピード。 特別に作ってもらった大きなドラム(乾燥機)で、前処理剤を塗った生地の乾燥を早くできるようになった一方で、塗布の安定性も大幅に増しました。

3つの生地でインクにじみ防止加工
前処理はインクジェット印刷の「心臓部」と言える重要な工程。前処理をしなければインクが生地ににじみ、前処理をしすぎると生地の裏抜けが悪くなります。
「前処理剤の濃度ムラがでないように、こまめな撹拌(かくはん)が大事。生地にシワが入らないようにも気をつけています」とスタッフ。 塗布する溶液の量、スピードなどの微妙なさじ加減で印刷に適した生地が出来上がります。ポンジ、スエード、トロピカルと生地によって、さじ加減は変更されます。
スマイルでは、何度も実験を繰り返して、印刷に最適な生地を作り上げるレシピを完成させました。高い前処理技術は、スマイルが高品質な印刷ができる理由でもあります。

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