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密着ドキュメント スマイルの製作工程

水で版を洗浄

フィルム写真の現像と同じ工程
スクリーン印刷は、とても細かな網目のスクリーン(紗)に感光乳剤を塗り、製版機でデザインを焼き付けて「版」をつくります。
DLEのダイレクト製版機で製版した「版」は印刷前に、水で洗浄します。スクリーンに付着させていた余分な感光乳剤を落とすためです。版に乳剤が残っていると、印刷ムラにつながります。スマイルのスタッフは、高圧の洗浄機を使い、1枚、1枚の版についた乳剤を丁寧、そして迅速に水で洗い流していきます。

フィルム写真の現像と同じ工程
感光乳剤でコーティングされたスクリーンは、ダイレクト製版機の光(紫外線)によって、インクをつけて印刷する前の文字や絵柄のデザインが焼き付けられています。光が当たったところだけが感光し、光が当たらなかったところは感光しないままになっています。光が当たっていない部分についた乳剤は水に溶けるので、感光していない部分だけが洗い流されます。
スクリーンはとても細かい網目になっているので、網目に入っていた乳剤が溶けて感光してないところだけに穴があくということです。フィルム写真に親しんだことのある方なら、イメージしやすい作業です。フィルムの現像と同じような工程です。

乾燥させて版は完成、いよいよ印刷へ
乾燥させると、版は完成です。印刷の部署に移され、印刷機械(オートスクリーン捺染機)に版をセット。いよいよ生地の印刷が始まります。スマイルでは超短納期でお客様に、のぼりや幕などの商品を届けるため、版の水洗浄作業もスピードを意識して行っています。

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